三越で今日から始まった横山大観展を観に行きました。
横山大観の作品は、ずうっと観たいと思い続けていたので、今日を心待ちにしていたのです。
観たいと思ったきっかけは、建築家のK沼氏(背筋の伸びるような、美しくてストイックな空間を創る方)が、東山魁夷と比較して大観を称讃しておられた事。
氏がそこまで言われるのなら、是非観てみたい!と思い、近郊の美術館の所蔵品を検索してみたりしましたが、何点か所蔵されていても、なかなか展示時期に合わなかったりで…これまで観れずじまいでした。

感想は…とにかく美しい。
構図が個性的で、どこかしらモダンなセンスを感じました。
デフォルメされた大胆な筆致の作品もあれば、とても繊細な柔らかな作品もあり。
一見 写実的な作品のようでも、動物や植物の配置など、実は写してはなくて、考えて考えて配置されたものだろうなと感じました。
その配置…構図が なんともいえずセンスがよいのです。
モダンだと感じるのは、「本当にすばらしいものは、時を経ても、いつの時代でも、やはりすばらしいから」 かも知れません。

いいなあと思った作品はたくさんあったのですが、ポスターにもなっていた「紅葉」という屏風は圧巻でした。
見た瞬間、まさに息を呑みました。その粋さ、鮮やかな色。
なんだかもう、言葉ではうまく表現できない域です。
この作品は 足立美術館でも 秋の特別期間しか展示されないとの事。
観ることができてよかった・・・
来月7日までの期間中、もう一回観に行って、眼に焼き付けておこう、と思いました。




2006.04.28 Fri l アート l COM(3) l top ▲