木曜。朝から 久留米での現場打ち合わせ。
6階建てのRC造の建物の3階までがたちあがってました。
初めてヘルメットをかぶって、中を見学し。
他のみんなは一番上まで登って行ったけれど、私はメッシュの仮設外階段をおそるおそる一歩ずつ踏みしめながら 降りる。。。
高所恐怖症なのです。ひ〜(>_<)

帰り道、通るたびに気になっていた 中央公園の大きな石の滝モニュメントを見学。
全景

記念に


作者は久留米出身の豊福知徳さん。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/hyogen/0512/hg_512_051205.htm
http://mitaka.jpn.org/geibun/toyofuku.shtml

一つ目のリンクに印象的な文がいくつかあったので抜粋します。
 
「その道具や技術は、遠く藤原、鎌倉の木仏師につながる」

「部材が日本のクスから西洋のマホガニーに変わり、作品が抽象化してからも、切れ味鋭い日本のノミから離れられなかった。研ぎ方は今も師匠から教わった方法です。日本が抜けないのも当然でしょう」

「日本の伝統木彫とは似ても似つかない造形でありながら、ノミ跡を残した荒々しい質感は、鎌倉仏と通底している。」

・・・日本人としてのDNAがいにしえの鎌倉時代から 脈脈と受け継がれていることを 目の当たりにするようで、気の遠くなるようなロマンを感じます。

太宰府の木彫り師に師事されたとのことで太宰府にもゆかりのある方。
吉田五十八賞って、建築だけでなく彫刻作品にもあるのですね。
豊福さんはこの「石声庭」で翌年 吉田五十八賞を受賞されてるそう。
同年の吉田五十八賞は 山形の土門拳記念館も受賞してるのですね。
(土門拳記念館は、行ってみたいところのひとつです。)

ギリシア神殿のよう、と例えてる人がいたけれど、私はもっと日本的なイメージを持ちました。
大量の水がカーテン状になって 豪快に落ちる姿は壮観!です。

逆光


流れ

博多座の前の彫刻も豊福さん。「那の津幻想」
那の津幻想

マリンメッセ前「那の津往環」
那の津往環

石橋美術館「半円柱」
半円柱

2006.09.30 Sat l 心にとまる景色 l COM(6) l top ▲
25日に天満宮および国立博物館で行われたイベント「古都の光」。
国立博物館開館一周年記念イベントでした。
古都の光


提灯を手にさげて天満宮や国博周辺を散策し、その途中には灯りアート作品が置かれ、
道々にバイオリン・尺八などのミニコンサートがあり、
さらに八時からは 天満宮恒例の「千灯明」(池の中の舞台で巫女さんたちが舞い、
千本のろうそくに火を灯す) も行われる、というもの。

このイベント、あまり宣伝されておらず、知ったのは4日前の晩。
福岡の7人のデザイナーによる灯りアート、とチラシに書いてあったけど、誰だろう??
と思っていたら、桜坂事務所の方々だと 直前になって知った。
桜坂事務所には 「千年後の梅が枝餅作り」でお世話になった
イラストレーターの泉山マキさんや 私が注目しているデザイナーのサカシタカズナガさんがおられる。
サカシタさんは灯りアートに参加、マキさんは提灯に似顔絵を描いて下さる、ということ。
さっそく子供連れで出かけました。(^^)

まだ人影まばらな早い時間に、似顔絵を描いていただきました。
筆でさらさらと。
似顔絵mie

左の下から二番目がわたし。(^^)

太宰府CAThttp://dazaifucat.client.jp/index.htmlのみんなが建てたスタードームに、次々と吊るされていく提灯たち。
スタードーム

短い時間でさっと特徴を捉えて、センスよい構図で描く。さすがです!
提灯いっぱい

以前 日記に書いた「羽の生えた鳥居」の絵も。
鳥居


似顔絵は大盛況で、マキさん、ぶっ通しで描き続け・・・。
それでも きつそうなそぶりも見せず、にこやか。(*^^*)

途中 出店のたこ焼きなんかを食べて、娘の似顔絵を描いてもらい終わったら、もう終了時間間近に。
急がなきゃ!
サカシタさんの作品見なきゃ!と、駅前まで 走る、走る。

ありました!「蜻蛉」。
う〜ん、やっぱり 普通の行灯やとうろうとは、一味発想が違いますね。
ナガさん

鉄のフレームの中に、円柱状に吊るした白い糸のカーテン(リリアンカーテン、というらしい)。風に揺らぎます。
そしてその中に、アルミのコースターで作った立方体が3個、宙に浮かび、
立方体の中には 小さなキャンドル型照明が入れられて。
20060927020730.jpg

20060927020755.jpg


素敵でした。

他の方の灯りアートも載せます。暗くて写真がよく撮れてないのはご勘弁を。
リス

木の葉

赤

このイベントで ひとつ気になったのは、参加されたアーティストの方たちの
名前や、作品名がが記されてなかったこと。
せっかくなのだから、知りたいなあと思います。。。

マキさん、サカシタさん、お会いできて嬉しかったです。
楽しい時間でした!CATのみなさんも、みんな、お疲れさまでした!(^^)
2006.09.27 Wed l アート l COM(2) l top ▲
長崎は東彼杵の旅館「若松屋」さん。
玄関サイン

もとは倉庫として利用していた場所を 店舗設計のCASTさんが改装し、新館としてOPENしました。 
新館アプローチ、駐車スペース、および部屋横の庭を庭園空間研究所で任せていただきました。
ちなみに 左側の本館のほうは来月から改装されるそうです。
 正面

側面から 部屋横の庭を眺める。 植栽はシラカシ・ユズリハ・山モミジ・ヤマテラシ。↓
側面・

今回はgouさんのセンスを見込まれての「お任せコース」だったので、
いつもの「作りながらの即興・ひらめき・アップグレード!」も ひときわ冴えてます!

ただひとつ気になるのが、先日の台風の影響。
若松屋さんは 海から100メートル足らずの、魅力的なロケーションにあります。
この間の台風の、強風。。。それも塩分をたっぷり含んだ潮風です。
あれにやれらてしまい、せっかくの青々した雑木たちの葉、咲き始めていた萩の花、 
日本画に描きたいほど見事だった美しい白シキブなどが、ちりちり状態に。。。
樹の足元の低木が寂しい感じなのはそのためです。
せめて、美しい状態で写真に撮りたかった。。。

悲しいですが、自然災害にはかないません。
でも、じゅうぶん生き返る範囲内です。
「ちゃんと作られた庭は、時を経るほどに味わいを増し、よくなっていくもの。」
また、左側本館の改装工事が未完成のため、立ちつくばいなど、アプローチの背景が
現時点では整っていません。
本館の工事も済めば、背景が整い、ますます、というか、俄然!生きて来ます。
これからの 若松屋に期待してください!
アプローチ

*アプローチ*
床・・・溶岩石タイル・ミカゲ砂利・杉苔・コグマ笹 
手前に見える、白かった汚水枡の蓋も、黒く塗装して苔で周りをカバーしてます。

立ちつくばい・・・溶岩石で特注作成。一部切り取った水面から、すべり台のように、水が伝い落ちてきます。
筧は焼き杉で作成。横に植えたのは香りのよい琉球椿。
つくばい水面アップ

筧・つくばい

足元は古瓦をアレンジ。即興アレンジです。
立ちつくばい足元

水栓・・・もともとあったごく普通の水栓を、若松屋さんにあった古瓦でカバー。蛇口も変えました。
上に乗せた丸い瓦があまりにもピッタリでビックリ。即興作品です!!
横のコンセントも黒い竹でちょこっとカバー。
これからトクサが青々と茂ってくれるはず。

雨受けの鉢・・・これも即興。たまたまあったブルーの火鉢にオオトクサを植えてます。
左横に積んだ瓦は、人がそこに乗らないための措置。下に循環タンクがあるのです。
水栓

グレー塩ビの雨どいを人工竹でカバー。このひと手間で、見映えが違って来ます。
雨どいカバー


道路ぎわに、たまたま出てきた石をお茶目に配置。なんだかお地蔵さん風?
ここの汚水枡も黒く塗装。コグマ笹は成長が早いので、すぐに茂ってカバーしてくれます。
石


*駐車スペース*
コンクリート洗い出し&ミカゲ砂利。目地にコグマ笹。
植栽はコナラ・萩・白シキブ・寒緋桜・山吹・山モミジ・杉苔。
杉苔はこれからもっともっとモコモコになります。
白シキブはたわわに実った白い実も、枝ぶりも見事だったのに・・・本当に残念。今後に期待!
駐車場

コナラ・杉苔

廊下から駐車スペースを眺めるとこんな感じ。イサムノグチの照明と共に。
廊下から

中にあるイサムの照明。イサムファンのgouさんのご希望により載せました。
照明


*側面(部屋横の庭)*
側面の庭のポイントはオリジナル創作の踏み石でしょう。
4箇所、それぞれ違う形で 白とエメラルドグリーン。
シラカシの影が映ってますね。
踏み石

創作踏み石

障子にシラカシの影

土留めの塀は、部分的に植え枡を設け、ツル日々草を植えてます。長く伸びて垂れ下がります。
右下に見えてるのは水抜き穴。四角く抜いてひと工夫。
植え枡・水抜き穴

駐車場から側面庭への眺め。
わざと高低差をつけて、塀の切れ目から、砂利がユキヤナギの枝と共に流れ出るイメージ。
早春には寒緋桜もユキヤナギも咲いて、さぞきれいでしょうね。
駐車場から側面を見る

寒緋桜の花
寒緋桜の花

ユキヤナギの花
ユキヤナギの花


最後に夜景を。
20060918014659.jpg

正面 夜景

側面 夜景

お施主さんにもとても喜んでいただき、また、店舗設計の方々にもお褒めの言葉をいただきました。(^^)
嬉しいですね。
若松屋さんはお料理が自慢だそうです。
本館openのあかつきには、ぜひ、泊りがけでおじゃましたいものです。
☆ 若松屋旅館・・・0957-46-0102 長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷172
2006.09.22 Fri l お仕事 l COM(8) l top ▲
昨日の話。

ここのところ なんか 胃腸の具合がよくなくて、、、
ご飯が食べれず、エネルギー不足状態。
午前中は腹痛で仕事も家事もはかどらず。

でも午後からは小学校の父母参観。
下の子と上の子と二時間見て、(これが、立ちっぱなしだから
意外と疲れるのです^^;)
そのあと 上の子の自然教室(泊りがけで少年の家に行くやつ)の説明会。
途中ややうとうとしながらも 説明はちゃんと聞く。

夕方から、通っているCADスクールの期限延長手続きをしに天神へ。
今はベクターワークスやってるのだけど、たまにしか行けないので、行く度に初心者に戻っていたりする・・・(@_@;)。

で、体調も良くないし、早く帰ればいいものを、
「せっかく来たのだし、VIOROを覗いてみよう」と思い立つ。
次の特急までの間、ちょっとだけ。と自分に言い聞かせ。

まずまっさきに6階のインテリアショップ「BALS TOKYO」へ。
BALSってフランフランとかの系列なのですね。

売り場面積は狭いけど、実用品でデザインのよいものがあるのが嬉しい。でも使い心地が優れているかどうかはわからないな。
奥には小さなカフェスペースも。
時間がなかったので ささーっと流す程度にながめて、、、
印象に残ったのは、カルロ・コロンボの赤い照明とグリーンの樹脂(?)のベルトを張ったチェア。
コロンボ照明


チェア

面白かったのは子供用のポップな椅子で、置き方によってはロッキングになるもの。(エーロ・アールニオのtrioli・・・写真の黄色のやつ)
などなど。
TRIOLI


お店の中で サカシタカズナガさんとばったり会いました☆
ナガさんは とてもセンスのよいデザイナー。
http://www.critiba.com/index.html
以前何度か日記でも紹介しました。
思わぬところで会ったのでちょっと緊張してしまった。^^;
ナガさんによると、ここのお店には 福岡に初めて入ってきたものもあるらしい。

そのあと駅の前で、下の子の保育所のときの先生ともバッタリ。
昨日はばったり誰かと会う日だったみたい。(^^)
帰りは足どりも軽くなって帰宅したのでした。

↓おまけ。VIORO 7階ホールの壁。
7階

2006.09.21 Thu l デザイン l COM(4) l top ▲
香椎ネクサスの中に 次の案件の参考にしたいものがあり、都市高をひとっ走り。
ついでにネクサスの建物の写真も撮り、(写真はすべてネクサス。)
そのあと大野城のお店に蛇口を見に行く。
20060918020608.jpg

20060918020709.jpg

20060918020748.jpg


金曜日に完成した 旅館・若松屋さんの玄関脇の水道、、、
もとは よくある小さな水栓ですが。
これを 古瓦でうまーーーく、素敵にカバーしてるのです。

が。 蛇口が ごく普通のだったのがやっぱり気になり、今度行くときに 銅色のやつに交換することになったのです。

で、そのあと、雨がちょうど小降りだったので、某S社のモデルハウスを見学。
ほかのモデルハウスの庭には、はっきり言ってそんなに魅力を感じるところはないのだけれど。
ここは 以前外からちらっとのぞいて、気になっていた所。

和モダンの雰囲気。
 
ここも、溶岩石を使ってある。。。
庭もテラスも室内にも 参考になるところがいっぱい。。。

すごーく刺激を受け、帰宅後は とり憑かれたように 食事もそこそこ、お風呂も後回しで あれこれあれこれ調べたり、美意識の高いひとたちのサイトを見たり。

・・・そしたらいつの間にかこんな時間になってました。
・・・いつの間にか台風も過ぎてました。
2006.09.18 Mon l 心にとまる景色 l COM(0) l top ▲
おととい金曜は東彼杵の旅館「若松屋」さんの庭の仕上げ工事に 私もお昼前から参加。
苔はりや植栽・掃除などに精を出し・・・

雨がそぼ降る中 完成したのはすでに日が暮れたあと。
なので 写真が夜景になってしまいました。^^; 
20060918014659.jpg

どちらにしろ 来週、細かい部分の手直し&台風後の様子見に
行くので、そのときに ちゃんとした写真をアップしようと思います。

写真は 溶岩石で特注した立ちつくばいの、足元。
立ちつくばい足元


もともと若松屋さんにあった古い瓦を使ってます。
横に見える葉は 琉球ツバキ。
常緑(冬も葉が落ちず緑)で、白い 夏ツバキのような花が咲きます。

入り口へのアプローチ右側にある 雨どいを 人工竹でカバーしています。元はグレーの塩ビのドレインでした。
雨どいカバー

人工の竹ですが、(これはメンテナンス面を考えての選択)
このひと手間で、印象が全然変わってきます。

と、いうわけで、昼間の写真に こうご期待!!
2006.09.18 Mon l お仕事 l COM(0) l top ▲
今日は午後から長崎は東彼杵の現場へ。
若松屋さんという旅館の庭つくり中なのです。
外観

こちらは 店舗設計の方とお施主さんに gouさんのセンスを見込まれて、「おまかせ」でgouさんに一任していただいているお仕事。
プラン決定までには紆余曲折が。。。
私は主にアプローチ部分デザインに参戦。

gouさんはデザイナーであり、また、自分で作る職人でもある。

だから、固めたプランを図面どおり忠実に実現していく、というやり方では、必ずしも、なく。。。 
手と直感で作っていく。
作りながら練り上げていく。
はじめのプランと違っていく部分はあるけれど、それによって必ず、より良くなっている。
そんな仕事ぶりなんです。

だから私も今日見に行くまで、どんな庭になってるのか 正確には つかめていないところもあって。

さてこの写真のエメラルドグリーンの部分、なんだかわかりますか?
くつぬぎ


実は 創作・沓脱ぎ石。
面白いです。(^^)
溶岩石タイル

これはアプローチの溶岩石。切れ目部分には苔や笹が入る予定。

これからもっと植栽も増えるし、石や砂利も入るので、また全然印象が変わって ぐうん!と良くなります。
今週中には完成するでしょう。
金曜には 仕上げ過程を見るために、また現場へ見に行きます。(^^)
私も完成が楽しみ!

2006.09.12 Tue l お仕事 l COM(1) l top ▲
ryouri.jpg

今日はミクシィを通じて知り合ったフードコーディネーター・ 高瀬さんの料理教室に初めて参加してきました。

実はお会いするのは初めて。
大きくてくるくる動く瞳が、眼ヂカラばっちり☆という感じのパワフルキュートな方でした。
お料理つくりは生徒4人、フランクな雰囲気の元、ちゃくちゃくと?楽しく、時には緊張しつつも 進行し、、、。
完成したお料理はどれも美味で、ワインが欲しくなるお味。
車で来たことを後悔。。。^^;
どのお料理もほんとにおいしくて 応用が効いて、というものだったのだけど、なかでも一番印象的だったのは かぼちゃのニョッキ。これは作る過程も面白かった。
かぼちゃのニョッキ

ふだん自分からはクリーム系の味の料理はあまり食べない私なのですが。。。
イタリア展で仕入れたというおいしいブルーチーズ&生クリームのソースにからめたニョッキは、もう、「シアワセ〜♡」と悦に入る美味しさでした。
栄養もあるし、これは子供と一緒に是非作りたいなあ。

料理教室のあと 大名のギャラリーセレストへ。
写真家リンノさんの写真をみて、これまたキュートなお料理の先生・izumiさんのお料理も 思いがけず いただくことができました。
素材の持ち味を生かしたお料理で、食材の組み合わせにオリジナリティを感じました(^^)

そのあとはさらに大名のスープカレーを食べに行きました。RAMAIというお店。
とても美味しかった。しかもリーズナブル。
京都から来られていた 超・食通のまろさんらも交えて、京都談義に花が咲く・・・。

ああ 刺激いっぱい おなかもいっぱい。
そして今日はほんとにいろーんな人と知り合えた日でした。
私と話をしてくださった皆さん、ありがとう。
あとは この刺激をどう消化(昇華?)するか、かな。


2006.09.10 Sun l 美味なもの l COM(2) l top ▲
これまでに、小粋だなあ、とか、面白いな、と感心したもののうちから、
写真のあるものだけを抜粋してみようと思いついた。

まずは最近のものから。
由布院「無量塔」のトイレの照明と、その下にあった棚。
カタチが呼応してます。
照明


棚


石臼の階段。ベタだけど、ここまで連続させると面白いかなあと。
石臼

そして かなり前に行った北九州の学研都市。
中庭のデッキ。ベンチにもなるよう背もたれがついてます。
デッキ

同じく学研都市のテーブルセット。
テーブル

とっておき(!?)は、柿沼氏設計の某店舗の家人用出入り口。
20060906230303.jpg

おもても素敵だけれど、私はこの、裏にある出入り口のデザインが好き!
赤い格子の部分は、異形鉄筋を曲げてあって、写真ではわかりにくいけれど、
ところどころ立体的に高く折り上げてある。粋!!

ポストなどのセレクトは永井K二さん。

外壁は黒い市松模様。
この立体的な市松は、園芸用資材の遮光ネットを使って作られたものだそう。
氏とは、ずっと以前 幸運にも食事をともにさせていただいたことがある。
そのときにも話題に上ったのが、この市松をどうやって施工したのか、ということ。
その時は、詳しくは教えてもらえなかったけれど、最近になって 住宅特集の雑誌に載っていた。
謎がひとつ解決〜。(^^)

2006.09.06 Wed l 心にとまる景色 l COM(6) l top ▲
20060906001238.jpg

由布院を歩いていて、時計草を見つけた。
別段珍しい花でもないけれど、好きな花のひとつ。
ごく普通のアパートのメッシュフェンスにからんでいた。
よく見ると実もなっている。
でも、この小さい実は食べません。
実

トロピカルフルーツのパッションフルーツは、クダモノトケイソウの実で、これとは別種。
季節になると、実のなった鉢物が園芸店に出ていたりしますよね。
一度庭に植えたことがあるけど、蔓ばかりばんばん伸びて、実は結局ならないままに終わってしまった。。。
あとから知ったことだけど、人工授粉が必要だったみたい。

クダモノトケイソウ


時計草は英名 passion flower。
トロピカルフルーツの、情熱的なイメージから来た名前なのかなあと
なんとなく思っていたら、違った。
passionは「キリストの受難」のほうの意味らしい。
時計の針みたいな部分が磔のイメージ、副花冠が茨の冠のイメージ。
5枚の花弁と5枚のがくが10人の使徒のイメージ、なんだとか。

それにしても passionという一語で、情熱とか激情とかの意味と、キリストの受難とを表わすのはナゼなんだろう。。。と思って英和辞典をめくって調べてみた。

「passion・・・ラテン語の「苦痛」から。」と書いてある。
「苦痛」→情熱・激情・・・かあ。
んーーー。
深いかも。


2006.09.06 Wed l 植物 l COM(2) l top ▲
ストーブ

由布院の「山荘わらび野」のギャラリーにあったストーブ。
個性的です。
なんだか宮崎アニメ風だと感じるのは私だけ?
くわえたパイプから煙が出るのかどうか尋ねてみた。
「出ないように塞いでます」とのこと。
出たら面白いけど、煙いもんね。

誰の作品なのか?尋ね損ねたままになって後悔。。。
調べてみたけど判らず。
ご存知の方おられたら教えてください。(^^)

※わらび野のかたにこのあと問い合わせたところ、長野の工房に特注で作ってもらったものだそうです。

↓ギャラリー
ギャラリー

↓談話室の窓辺。
窓辺

↓談話室 暖炉とロッキングチェア、そして大きな白いスピーカーが印象的。
20060901235420.jpg

2006.09.01 Fri l 心にとまる景色 l COM(0) l top ▲
金鱗湖


先日、由布院に一泊してきた。
主人は仕事で行けなかったので、子供たちと両親を連れて。

昼間は 玉の湯で昼食を食べたり、金鱗湖湖畔を散歩してサワガニを発見したり、
由布院美術館の三和土製アート風呂で足湯したりして楽しんだ。
玉の湯 流れ


20060901010019.jpg

↑由布院美術館(設計:象設計集団)

夕食を食べ温泉に入ったあと、由布岳に星を見に行くことにした。
子供たちと星を見にいくこと、、、実は私の中では少し迷いがあった。
昔 大切な人に連れて来てもらった思い出があったから。

星くずを撒いたような天の川。
「降って来るような」という表現がぴったりで・・・
空を見上げて立っていると、すべての星の光が自分たちに向かって落ちて来て、
自分たちは反対に空に引き寄せられて行くような感覚になったなあ・・・。

その場所で、子供とは言え、他の人間と星を見ることは、その大切な思い出に
新しい思い出を上塗りしてしまうことになるのじゃないか。。。
新しい思い出を重ねてしまうことで 大切な思い出が遠くなってしまうのではないか。。。
そんな思いがあったから。

でも、考えた。
この子達も11歳と6歳。
そう遠くないうちに誰かを好きになるだろう。
今、この子達にここの星の綺麗さ、素晴らしさを教えてやることは、
この子達の「未来の思い出」につながるかも知れない。
「小さい頃、由布岳で見た星がすごくきれいだったよ。一緒に見に行こうよ!」
と、未来の彼氏や彼女を誘うかもしれない。
好きな人と見た星はこの子達にとって きっと大切な思い出になるんだろうな、と。

あいにくの曇り空で、どれだけきれいに見えるか心配しながら車を走らせる。
車から降りて空を見上げた途端、つつーっとひとつ星が流れた。
「あ!!」「流れ星!!」
私も子供たちも大興奮。
そのまたすぐあとにもうひとつ流れ星!
「すごい、すごい!!」
こんな短時間に二つも流れ星を見たのは初めて!
なんだか 何かの暗示のような気もして。
「これを 幸せの暗示だったと思えるようにするのも自分次第だな。」
と思った。

娘は最近習った知識で、
「百万光年離れたところにある星だったら、今 ここで見えてる光は
百万年前の光なんだよね。」なんて興奮しながらおばあちゃんたちに説明してる。

息子はというと
「願い事すればよかったあ〜」と残念がる。
「何をお願いしたかったの?」と尋ねると、う〜んう〜んとしばらく考えて、
「・・・それはまだ思いつかん。」
欲のない答えに、ほんわか。(^^)









2006.09.01 Fri l 心にとまる景色 l COM(0) l top ▲